12月7日 放送 「お部屋のコーディネートの基礎」
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コーディネート=バランスの取れた組み合わせ
○「憧れのお部屋」とは、自分の好きな物だけに囲まれた空間だと思いますが、ただ自分の好きな物を持ってきて置いただけでは、ゴチャゴチャした雑然としたお部屋になりがちです。 素敵なお部屋にするためには、やはり
「コーディネート」
が必要なのです。「コーディネート」とは、色やテイストなどの組み合わせです。 基本的なことさえ押さえれば、「コーディネート」は、難しいことではありません。
☆コーディネートのポイント1
お部屋の中には、色や素材など組み合わせる物がたくさんあります。 お部屋のコーディネートを考える時は、基本的に、まず大きい物、つまり
一番広い面積を占めるもの
から考えていきます。
@お部屋で一番面積を占めている物は、まず
壁
や
天井
、
床
、そしてドアなどの
建具
です。
それらの色や形などが、すべての基本的なベースになります。
A次にそれに合わせた
照明器具
やソファーやテーブルなどの
家具
を選びます。
Bそして最後に、
ラグ
や
クッション
、
絵
、
植物
、
ディスプレー小物
などを入れていきます。
☆コーディネートのポイント2
自分の好きな部屋を作るには、まず自分の好みを明確にする必要があります。
@まず、自分の好きな
「スタイル」
を、見つけましょう。
「スタイル」とは、いわゆる和風とか北欧風とかのようなことです。
「和」「アジアン」「バリ」「北欧」「フレンチ」「英国」「ヨーロピアン」「南仏プロヴァンス」
など、いろいろなスタイルがありますので、自分が一番心地よいと思うスタイルを探して下さい。
そして、さらにその中から
「モダン」「シンプル」「カントリー」「ナチュラル」「コンテンポラリー」
など、自分の好きなテイストを選んでいきます。
A次に、自分の好きな
「色」
を、選びます。
単純に赤とか青とか、基本になるご自分のお好きな色を選んでください。
B色のベースが決まったら、
「色彩のテイスト」
を決めていきます。
白やベージュが基調の
「ナチュラル」
、薄い色の
「ペール」
、可愛らしい
「パステル」
、大胆な
「ビビット」
、あとは
「モノトーン」
、
「シック」
、
「ゴージャス」
など、同じ赤や青でもテイストが違うと、色の感じも随分違ってきます。
Cあとは、
「素材」
も大切です。
例えば、壁は漆喰なのか壁紙なのか、床はフローリングなのかカーペットなのかなど、同じ色でも、使う物の材質で、色の雰囲気は変わっていきます。
◇このように、自分の好きな部屋を作るには、まず自分の好みをはっきりさせなければならないのですが、実際この自分の好みを、すぐに、はっきり決めるのは、なかなか難しいものです。 まず、雑誌などを見て自分の好きなお部屋やインテリやの写真を切り抜いたり、モデルルームやショップなどを見たりして、自分の好きなスタイルや色、テイストなど、自分の好みを明確にしましょう。
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